小樽市(迫俊哉市長)は、5月6日(木)に、市内848例目〜855例目(道内25690例目〜25697例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者8名と、これまで公表した中に、新たに変異株の疑いがある4名、小樽桜陽高校でクラスターで1名を確認したと、7日(金)15:00に発表。
市内848例目と851例目は、小樽市在住の男性で年齢・職業非公表。市内849例目・850例目・853例目・854例目は年齢・性別・職業非公表。市内852例目は小樽市在住の女性で年齢・職業非公表。855例目は、小樽市在住の10歳代女性で職業非公表。全員が軽症で入院調整中。
市内853例目は感染経路不明で、濃厚接触者を調査中。それ以外の7名は市内陽性患者の濃厚接触者。さらなる濃厚接触者を数名程度特定した。死亡・重症者なし。
6日(木)に公表された小樽桜陽高校での集団感染(クラスター)は、生徒1名に症状が出たため検査を行って陽性が分かり、合計6名となった。職員・生徒含めた約200人の検査結果はまだ出ていない。
保健所によると、これまで公表した患者の変異株に係るスクリーニング検査を行ったところ、新たに4名に疑いがあり、確定者4名が判明した。
確定を発表した4名のほかに、変異株の疑い1名は、ウイルス量が少ないため判定不能だったことが分かった。市内の変異株疑いは11名となり、確定者は9名となった。
また、今週に入り、新規陽性者が増え出したことについては、「人の動きが出ることにより、感染者も増える傾向。小樽市も不要不急の外出を控えてもらいたい。感染が拡大する札幌市を対象に、まん延防止等重点措置が適用され、札幌市との往来も控えてもらいたい」と話した。
小樽市における現検査状況は、累計17,931名のうち陽性者855名。陽性者のうち入院中15名・宿泊療養施設11名・自宅・施設療養0名・宿泊療養等調整中8名、陰性確認済等780名、死亡41名。
◎5月7日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)
◎5月7日新型コロナウイルスに関連した集団感染の発生について(PDF)
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