小樽市(迫俊哉市長)は、4月19日(月)に、市内807例目(道内22542例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者1名が確認されたと、20日(火)15:00に発表。
市内807例目は、小樽市在住の性別・年齢・職業非公表で軽症。発症推定日は15日(木)。感染経路不明で、濃厚接触者1名を特定し、検査結果は陰性。死亡・重症者なし。
保健所によると、18日(日)発表の806例目と同様に、変異株に関しては、疑いのある人との接触の確認はなく、今のところ検査対象にはあたらないとしている。
また、市内医療従事者約8,700人のうち、ワクチンを希望する人は約6,000人で、3月16日(火)から、コロナ患者を受け入れた医療機関従事者を先行にワクチン接種が始まったが、先週末現在で接種率17%に留まっている。
4月17日(土)に1,000回分(500人分)のワクチンが届き、19日(月)から特別養護老人ホーム等の入居者に接種が始まり、20日(火)には、市内クリニックなどの一部の医療機関でも、一般高齢者に試行的にワクチン接種が行われた。
今後、5月上旬に高齢者用のワクチンが届き、一般高齢者には、5月中旬頃に接種を予定している。
現在、保健所では、高齢者に接種した数は把握していないという。
小樽市における現検査状況は、累計16,475名のうち陽性者807名。陽性者のうち入院中1名・宿泊療養等調整中1名、陰性確認済等764名、死亡41名。
◎4月20日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)
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