小樽市総合博物館(手宮1)は、4月17日(土)9:30過ぎから、屋外に展示中の車両にかけた冬季養生シートを外す体験を実施した。
昨年度はコロナ禍で中止となったため、2年ぶりの開催となった。
屋外に展示している車両を、雨や雪・風から守るため、本格的な冬を迎える前に、展示車両28両にシートで養生していた。昨年は11月3日から8回実施して完了した。
体験希望者約10名が、9:30にエントランスホールに集合。心配していた雨も止み決行。小学6年生で鉄道ファンの寺田智陽君もお父さんと初参加し、大人に混じって作業を体験した。
車両にシートを括りつけている紐を外してから、タイミングを合わせて一気にシートを外すと、5ヶ月ぶりに車両が姿を表した。外したシートは丁寧に畳まれ、破れた部分は秋に使用するまでに修繕される。
初日は2時間ほどで終了。18日(日)は9:30~12:00で、手宮ホーム等の車両のシートを外す予定。
寺田君は、「電車が大好きで、初めて参加した。紐が絡まっていて外すのに大変だった。札幌-函館間を小樽経由で運行していた北海のシートを外した。見た目もかっこいいし、ライトの位置も良い」と満足していた。
4月18日(日)9:30~12:30、屋外展示車両シートはずし体験の参加希望者は、9:30にエントランスホールに集合する。
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