数日前から青森に上陸した桜前線は、さらに北上を続け、例年よりも10日前後も早い開花が予想され、小樽市内でも毎日気になるところ。
4月14日(水)と15日(木)に、市内各所の早咲きの桜の様子を覗いてみた。
小樽の標準木と称され、市民誰もが開花の目安としている小樽警察署(富岡1)のソメイヨシノは、蕾がかなり膨らんでいたが開花には至っていない。
最高気温10.5℃だった15日は、シオン教会(富岡1)の南向きの庭にあるエゾヤマサクラも、蕾がかなり膨らんでいる状態で、小樽市総合福祉センター(富岡1)玄関入口横にあるソメイヨシノの蕾は、花びらごとに少し伸び先端がピンク色になり、今日現在で一番開花に近い蕾だった。
運河公園も数日前から蕾が膨らみ始めていたが、まだ開花には至っていない。どの蕾もふっくらしていて開花が待ち遠しい。
メルヘン交差点のエゾヤマザクラは、昨年、警察署の桜よりも早く22日に開花を確認している。
札幌では、21日(水)に開花が予想されているが、小樽には地方気象台がなく、標本木もない。開花日は札幌に準じているが、市内の桜の開花を気にしている市民も多い。
16日(金)は晴れで、降水確率20%・最高気温15℃の予報。
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