暖かい日が続いた小樽市内中心部は、雪解けが進んで砂埃が舞い、いつの間にか雪山がなくなり、春の日差しを感じる季節となった。
3月28日(日)6cmあった積雪が、徐々に溶けていき、29日(月)1:00にゼロを観測。待ちわびた春の到来を告げた。昨年は3月27日に積雪ゼロを観測。
市内での2020(令和2)年11月1日~2021(令和3)年3月28日の累計降雪量は、406cmで平年値646cmで平年比63%。雪が少なかったイメージの昨年の累計降雪量451cmよりも少なかった。
今日は、昨日よりもさらに暖かく、最高気温は16.1℃(10:19)を観測し、4月下旬並みとなり、今年に入ってから最も高い気温となった。
道内173地点で、一番高い気温となった石狩地方の山口では17.0℃(10:29)を観測し、5月中旬並みとなり、最高気温が10℃以上は74地点にも及び、道内各地で暖かい日となっている。
長橋なえぼ公園では、散策路はまだまだ雪深いが、春を告げる座禅草が顔を出し、春の息吹を実感した。今後、座禅草の群生や水芭蕉など、芽吹く季節の到来だ。
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