3月20日(土)から通常営業を開始したおたる水族館(祝津3・伊勢伸哉館長)では、冬季間閉鎖していた海獣公園も公開され、春休み中とあって家族連れでにぎわった。
感染防止のためソーシャルディスタンスを守り、消毒用アルコールの設置や換気等にも万全を期しての営業となった、同館人気のトドのショーでは、5頭が一斉にダイビングを決め、大きな拍手が贈られていた。
今回は、北海道には、宝と呼べる逞しく美しい生物がいることを知ってもらうおうと、北海道固有種を、現物や標本・写真などで、特別展「北海道の宝」と題し紹介している。
透明度の高い湧水池をイメージした水槽に、北海道のみに生息するオショロコマを間近で観察できるよう展示。岩場を移動する様子も見ることができ、北海道産の昆布6種類を実物展示し、マリモも展示している。
小樽市総合博物館の協力により、昆虫標本コーナーでは、世界でも北海道にしか生息していない昆虫を展示。奥沢水源地で撮影したエゾアザミテントウや、エゾシロチョウは標本で紹介している。
ペンギンのショーは、飼育員の言うことを全く無視した?!愛くるしい姿が人気。
イルカのショーでは、ジャンプ力や速い泳ぎを披露し、かしこさをアピール。4月11日(日)まで整理券を配布して、混雑を緩和させるなどソーシャルディスタンスに対応している。
フンボルトペンギン一行が、ヨチヨチ歩きを披露するペンギンの海まで遠足は、1日1回13:10から実施。
隣接する遊園地は4月17日(土)から営業開始する予定。
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