小樽市立山の手小学校(花園5・中島正人校長)6年生83名が、新型コロナウイルス感染症対応に従事する小樽市立病院(若松1)の職員に、感謝のメッセージを書き、3月16日(火)16:10から同院2階講堂で、贈呈式を行った。
児童会長の相澤奏史郎君ら6名が、4枚の模造紙に貼り付けたメッセージを持参し、並木昭義局長をはじめとする医療従事者に手渡した。
家庭科の授業の「共に生きる生活」で、今までお世話になった人々に感謝の気持ちを伝える学習を進める中、コロナ禍で、小樽の人たちのために一生懸命頑張ってくれている医療従事者の方々に、感謝とエールの気持ちを伝えるメッセージを制作。
並木局長は、「素晴らしいものをありがとう。とても喜ぶと思う。医師・看護師・事務員、みんな一生懸命に仕事にあたり、かなり疲れている人もいるので、職員を元気づけたい」と感謝した。
学級委員の押川歩君は、「コロナが流行し、旭川では医療崩壊、小樽のニュースでも取り上げられている。それを乗り越え小樽を支えてくれた誇りの病院。このような人たちのように、これから進む中学校でもがんばり、人のために働けるような人になりたい」と話した。
受け取った看護師の女性は、「感動する。顔写真の中に、同院の広報誌と同じ“きずな”の文字もあった。子どもたちから応援メッセージをもらい、職員も頑張る気持ちになり、励みになる」と喜んでいた。
この感謝のメッセージは、同院2階のホスピタルホールに掲示する予定。