12:27に最高気温10.4℃を観測した3月15日(月)の小樽は、春の日差しが降り注ぎ、さらに雪解けが進んだ。
市内中学校12校では、一斉に卒業式が挙行され、780人が、9年間の義務教育を終え旅立った。
小樽の春の風物誌のひとつ、「御膳水の滝」の出現が確認され、長い冬に終わりを告げた。
滝が見られる場所は、北海道道454号小樽海岸公園線の手宮洞窟保存館(手宮1)横の土手伝いで、雪解け時期限定で、勢い良く水が流れ落ちている。
滝の出現について、小樽市総合博物館(手宮2)の大鐘卓哉学芸員によると、「滝は13日頃から出現しました。いよいよ春が来ました」と話している。
昨(2020)年は3月11日に確認されている。
本日15:00頃にかけて、道路の修復作業のため片側交互通行となり、車のドライバーも滝を眺め、春の訪れを実感していた。
滝の出現期間は、融雪量の影響を受けるとのこと。19:00現在で49cmの積雪があり、しばらくは楽しめそうだ。
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