発達した低気圧の影響で、2月16日(火)から北海道各地では暴風雪が続き、各地域では休校や、運休や遅れで交通機関に乱れが生じていた。
17日(水)の小樽では、降雪7cm・気温−5℃前後の真冬日で寒さが戻り、風速7.3mの風が雪の吹き溜まりを作り、市民はこれ以上天候が荒れないことを祈った。18日(木)は、最低気温−2.1℃・最高気温1.4℃と3月中旬並みの暖かさに戻ってはいるが、札幌管区気象台では、本日夜までは、ふぶきや吹きだまりによる交通障害、強風や高波に注意が必要だとしている。
JR北海道では、道内各方面への一部の列車に運休が発生し、17日出発の函館発の札幌行きの特急北斗13号など全区間運休とした。18日(木)12:49現在、風雪の影響により、まだ道内各方面の一部列車に運休及び遅れが発生している。
道道1号小樽定山渓線は、17日に出された吹雪のため通行止めは解消されているが、道内ではまだ通行止めが解除されていない地域も。また、高速道路は17日〜19日(金)にかけて走行規制を行い除雪作業を行なっている。
◎2/17暴風雪と高波及び大雪に関する石狩・空知・後志地方気象情報第9号(16:22)
17日16:22の札幌管区気象台発表では、石狩地方と後志地方では、18日夜までふぶきや吹きだまりによる交通障害、強風や高波に注意してください。
石狩地方と後志地方では、18日夜までふぶきや吹きだまりによる交通障害、強風や高波に注意してください。また、石狩・空知・後志地方では、18日にかけてなだれに注意してください。
発達した低気圧が宗谷海峡付近にあって17日夜にかけて停滞し、18日朝までに北海道付近で不明瞭となるでしょう。このため、18日にかけて気圧の傾きが大きく、大気の状態が不安定となる見込み。
石狩・空知・後志地方の17日15:00の天気は、曇りまたは雪。17日夜は曇りのち雪でしょう。18日は雪時々曇りで、昼前まで雷を伴う所がある見込み。
海の波の高さは、17日夜は5メートルとしけるでしょう。18日は5メートルのち4メートルとしける見込み。