おたる水族館(祝津3)では、2月の新イベントとして、イルカの活動を間近で観て楽しんでもらおうと、10日間限定で各13:50から10分程度、イルカスタジアム地下水中観覧窓前でイルカガイドが行われている。
日頃、イルカショーで活躍しているバンドウイルカ3頭が水中で泳ぐ姿を公開している場所で、間近で水槽いっぱいに泳ぐ姿が楽しめる。
担当の飼育員が、イルカたちが進化の過程で得た、水中の能力など生態について解説。クイズもあり、正解者には特製缶バッチがプレゼントされる。
2月11日(木・祝)は、3回目のイルカガイドが開催され、ソーシャルディスタンスに気を配りながら、鈴木飼育員と三宅飼育員が担当し、観客38名が集まった。
鈴木飼育員は、イルカには、尾びれ・背びれ・胸びれがあるが、泳ぐためには尾びれを使っていると紹介。
後脚が進化したものが尾びれか、イルカの瞳孔の形について出題して、水槽のガラス面に近づいてきたロッキーを見ながら、来場者全員で考えたり答えを出したり、楽しいひと時を過ごしていた。4歳の男の子は、「クイズに参加して楽しかった」と話した。
鈴木飼育員は、「イルカを水中で観てもらい、水中生活でどのような進化で得た能力かをお話させていただきたい」と話した。
イルカガイド 2月13日・14日・20日・21日・23日・27日・28日
イルカスタジアム地下水中観覧窓前 13:50から10分間