小樽市(迫俊哉市長)は、国勢調査員399名の源泉徴収票に誤りを記載したと、2月4日(木)16:00から記者会見を行った。
2020(令和2)年10月1日実施の国勢調査業務に従事していた606名のうち、399名の調査員に送付した2020(令和2)年給与所得の源泉徴収票の支払金額に、税金を引く前の金額を記載するべきところ、税金を引いた金額を記載。
また、種別が「給与」のはずが、送付文書には「雑収入」との記載があったことも分かった。
妻が統計調査に従事していた市職員から、3日(水)に支払金額に誤りがあるとの指摘を受け判明した。最小で608円、最大で9,600円の誤りがあった。
4日(木)には、誤りの説明とお詫びの文書とともに、修正した源泉徴収票を、該当する該当調査員に送付した。
16日(火)からの確定申告の事前受付ができる、塩谷サービスセンターや銭函市民センターでは、まだ記載ミスによる実害は確認されていない。
同票作成の際には、支払金額及び源泉徴収税額などは、担当者1人に任せず、複数人で確認することを再発防止策とした。