小樽市(迫俊哉市長)は、1月31日(日)に、市内709例目〜720例目(道内17499例目〜17510例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者12名と死亡2名が確認されたと、2月1日(月)15:00に発表。
社会福祉法人北海道社会事業協会小樽病院(住ノ江1・柿木滋夫院長)のクラスター関連が5名、市内高校クラスター関連では市外3名を含む5名が新たに感染。その他5名。80歳代男性1名と非公表1名が死亡。
市内709例目〜714例目の6名は、これまでの陽性患者の濃厚接触者で、市内高校の学生1名と職員1名が含まれる。市内715例目は感染経路不明で調査中。市内716例目と717例目は協会病院の医療従事者2名で、718例目〜720例目の3名は入院患者。
石橋病院は、29日発表の患者以降の新規感染者はなく、現在、同病院に入院している陽性患者は24名。協会病院の入院陽性患者20名については、全員が入院中ではないとのこと。
市内で発生しているクラスター関連6件のうち、市内高校クラスターは68名(職員5名・高校生63名)、協会病院は35名(入院患者20名・職員15名)、後は新規感染者がなく、石橋病院は129名(入院患者109名・職員20名)、介護事業所は16名(利用者14名・職員2名)、飲食店は6名(利用者3名・従業員3名)、小樽市役所6名となっている。
クラスター関連で陽性者がいまだに増え続け、さらに家庭内感染で拡がり、2桁から下がらない先が見えない状態だ続いている。
昨日確認されたクラスターに関係ない医療従事者の濃厚接触者を検査中で、本日も重症者は2名。指定医療機関は、依然としてひっ迫している状況からは脱していない。
小樽市における現検査状況は、累計10,924名のうち陽性者720名。陽性者のうち入院中70名・宿泊療養施設72名・宿泊療養施設調整中26名、陰性確認済等521名、死亡31名。
◎2月1日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)
◎2月1日新型コロナウイルスに関連した集団感染について(PDF)
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