小樽市内新型コロナ陽性9名 クラスター2件発生

 小樽市(迫俊哉市長)は、1月21日(木)に、市内572例目〜580例目(道内16335例目〜16343例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者9名が確認され、2例のクラスターが発生したと、22日(金)15:00に発表。

 

 社会福祉法人北海道社会事業協会小樽病院(住ノ江1・柿木滋夫院長)で、20日(水)にクラスターが発生し、3階の循環器と整形外科病棟の入院患者5名(21日1名・22日4名)が感染したと公表。

 

 22日までに全職員・全入院患者の検査を実施し、職員261名・患者214名の陰性を確認し、残り170名の結果待ち。26日(火)までの新規外来及び入院患の受入を一時休止し、残りの結果により再開を検討するとしている。

 

 また、市内介護事業所1件でもクラスターが発生し、19日〜22日に職員1名と利用者4名の感染を確認。濃厚接触者の範囲を特定し、職員10名・利用者16名の検査を実施し、すべての陰性を確認。感染拡大の可能性が低いと考えられることから、事業所名は非公表で閉鎖していない。

 

 市内572例目〜574例目の3名が介護事業所関係、市内576例目は感染経路不明で濃厚接触者は数名。市内577例目〜580例目の4名が協会病院関係。症状は無症状か軽症。重症者は変わらず1名。市内でのクラスターは14例目となる。

 

 小樽市役所で発生したクラスターは、福祉部生活支援課の残り約30名の職員全員の陰性を確認。同課第1課・第2課ともに、2月3日(水)まで閉鎖している。

 

 保健所では、7日(木)~8日(金)にかけて発生した、市内水産加工会社のクラスターについては、本日22日いっぱいで収束したと考えている。

 

 小樽市における現検査状況は、累計9,233名のうち陽性者580名。陽性者のうち入院中87名・宿泊療養施設27名・宿泊療養施設調整中22名、陰性確認済等422名、死亡22名。

 

 ◎新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(外部)

 ◎1月22日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)

 ◎小樽協会病院HP(外部)

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