小樽市(迫俊哉市長)は、1月9日(土)に、市内442例目〜451例目(道内14615例目〜14624例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者10名と死亡1名が確認されたと、10日(日)15:00に発表。
医療法人北仁会石橋病院(長橋3・白坂知信院長)のクラスター関連4名・その他6名。7日(木)〜8日(金)で、新たに市内水産加工会社で職員6名のクラスターが発生。
市内442例目〜443例目の2名は同病院患者で軽症、444例目〜445例目の2名は同病院医療従事者で、クラスター関連は97名(患者84名・職員13名)となった。
院内で治療中の陽性入院患者は67名。発症後10日間の経過観察期間が終わり、かつ症状がない場合は退院できるため、今後減っていくもよう。
同病院7病棟のうち、4つの病棟(1階1病棟・2階3病棟・3階2病棟と3病棟)のみで陽性患者の発生を抑えている状況。
市内446例目~448例目の3名は、市内患者との濃厚接触者でクラスター関連ではなく、449例目~451例目の3名は感染経路不明。
市内450例目の20代男性は小樽病院5階東病棟の看護師。濃厚接触者となる職員全員を検査し陰性だった。勤務状況から外来への影響はない。
本日、重症者は変わらず1名で、非公表の死亡者1名。
市内水産会社において、1月7日(木)~8日(金)に発生した市内11例目のクラスターは、職員6名の感染が確認され、濃厚接触者の検査は終わって陰性だったが、当面の間、業務停止中となった。
年末にかけて発生した介護事業所(5名)・スナック(7名)・認可外保育所(9名)のクラスターは、その後、新規患者の発生はなく、現在、閉園中の同保育所は、11日(月)いっぱいで2週間が経過し、12日(火)からの再開予定に問題はない見込み。
小樽市における現検査状況は、累計7,833名のうち陽性者451名。陽性者のうち入院中94名・宿泊療養施設13名・宿泊療養施設調整中53名、陰性確認済等279名、死亡12名。
◎1月10日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)
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