北海道勧仁塾道場(山村弘一会長)は、稽古始めの1月9日(土)、春風館道場(緑町1)で感染対策に留意しながら、悪疫退散を込めた鏡開きを行った。
例年ならば、小樽市内中心部を裸足でかける雪中ランニングの終了後に実施していたが、新型コロナウイルス感染拡大を懸念して、雪中ランニングを1月31日(日)に変更し、ひと足先に鏡開きを実施した。
幼児から大学生まで24名の塾生と指導者、保護者ら30名が出席して、小樽総鎮守住吉神社の川端克征権禰宜により鏡開きを執り行い、参加者全員が玉串奉奠を行った。恒例の鏡餅を使った雑煮と、日本刀の試し切りは中止とした。
鏡開きは、正月に年神様が宿っていた鏡餅を下ろして食べ、1年の無病息災を祈願する伝統行事。
山村師範は、「儀式を行い、健康を祈願し、コロナに負けない気替を養う。まずは健康でなければならない」と話した。
戸澤瑠美さん(小5)は「強くなりたい」と、弟の佑太君(小1)は「大会で優勝したい」と、新年の抱負を述べた。
本日から新年初稽古が始まり、毎週金曜日に同道場で稽古に励み、年2回(6月・12月)の試験を予定し、大会に向け日々練習を積んでいる。
◎関連記事