急速に発達した低気圧の影響で、北海道各地では、厳しい寒さと共に大雪や吹雪・吹き溜まりができ、小樽でも深夜未明から雪と風が強くなり、今シーズン初の積雪50cmを越え、17:00現在55cmとなった。
道内173の観測地点で、一番積雪が多いのは上川地方朱鞠内で170cm、幌加内166cm、後志地方では、倶知安149cm・黒松内92cm・喜茂別84cmとなった。
市内では、幹線道路脇に大きな雪山ができ、ドライバーからは歩行者が見え難い状態となっている。
12月25日(金)から2週間連続で、1日中氷点下の真冬日が続き、13:22に−7.2℃を観測してもっとも寒い時期を下回り、17:30現在、道内すべての観測地点で、最高気温も氷点下で真冬日となり、水道凍結の注意を呼びかけている。
10:00過ぎの小樽運河浅草橋では、温度計が−5℃を表示し、小樽観光協会職員による雪かきが行われていた。運河の一部分に氷が張り、厳しい寒さを物語っていた。
JR北海道では、低気圧の影響で列車の運転を見合わせている区間があるほか、運休や遅れが発生する可能性があり、出かける前には、HPで列車運行情報を確認するよう伝えている。
1月9日(土)の小樽は、最高気温−4℃・最低気温−7℃の真冬日が続き、降水確率も6:00までは70%、12:00まで60%で、西の風やや強くのち南西の風、波は5mのちに3mの見込み。