厳しい寒さが続く小樽市内の初日の出時刻は7:08。雲の切れ間から、力強い太陽の光が差し、僅かな時間ではあるが、2021(令和3)年初日の出を拝むことができた。
初日の出スポットのひとつ、祝津パノラマ展望台では車が続々と集まり、日和山灯台付近でも初日の出見物客の姿があり、僅かに見えた太陽に今年1年の健康や安全を祈った。
祝津の7:00の気温は−10.7℃。心配していた雪は降らなかったが、空には雲が広がり、太陽が上ると思われる水平線付近に朝焼けが見られ、日の出時刻が近づくにつれ、光が強くなり、待望の太陽が顔を出した。
その後、雲に隠れてしまったが、集まった人々は満足した様子。石狩湾新港が一望でき、風力発電の大型風車や、建物が浮いて見える浮島現象の下位蜃気楼が確認できた。
小樽運河浅草橋の温度計も−10.3℃(7:45)を表示し、人影も無く静かな新年を迎えた。
小樽では、元日8:01に−11.0℃を観測し、今シーズン最低気温を更新し。日中にかけても気温は上がらず、ここ数日、真冬日の日が続く見込み。
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