小樽市内一円に灯を!第1回雪あかり実行委員会

 第23回小樽雪あかりの路開催について、12月24日(木)14:00から、市消防庁舎(花園2)6階講堂で、第1回実行委員会(西條文雪実行委員長)を開いた。

 

 2021(令和3)年2月12日(金)~14日(日)の3日間に短縮し、6日(土)~11日(木)の期間も含め、冬季イベント事業を企画し内容を報告。

 

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、さっぽろ雪まつりをはじめ、各地のイベントが中止を余儀なくされる中、西條実行委員長は、「コロナで亡くなった方への想いや医療従事者、仕事で大変な影響を受けている方などへ、灯りの持つ力は、今の状況にぴったりだと思い、何とか開催したい強い思いがある。やって良かったと終われるように、市内一円に灯りを灯すことを目標に、市民に応援してもらいたい」と、強行することへの想いを述べた。

 

 また、近藤修弘検討委員長は、「小樽の観光を担うイベント。困っている人に、少しでも力になれればと平和の想いで灯したい」と、開催への想いを述べた。

 

 例年ならば、メーンと準メーンに会場を区分けしていたが、小樽運河・旧手宮線(駅前通りから美術館まで)・天狗山と、“市内全てが会場”というコンセプトで開催する。

 

 冬季イベント事業として、2月6日(土)~21日(日)予定で、市内飲食店を周遊するお得なキャンペーン、コロナに負けるな!飲食店応援「おたべるトクトク切符プレミアム」を企画。

 

 6日(土)~14日(日)は、元気です小樽!「市内にあかりをひろげよう~あかり人大募集~」を行い、コロナ禍でも、ろうそくのあかりを絶やさないように、市内商店街・町内会・企業・各自宅前で、あかりを灯してくれる人を募り、ろうそくを無料提供する。

 

 団体等は事前に必要数量を聞き取り、同本部事務所(市立美術館1階)で、個人は実施場所一箇所につき1袋(9個入)を、同事務所のほか、市内商店街や店舗など数件で提供。期間は1日(月)~14日(日)で8,000袋を用意。

 

 同イベント公式インスタグラムアカウントの作成、youtubeチャンネルを開設し、それらを活用した新しいイベントの見方として、市内一円会場でライブ配信などを実施する。

 

 予定していた挙式をキャンセルしたカップを公募し、1組をエタノールスノーウエディングに招待する。応募方法は公式HPで。

 

 2月12日(金)平間さと子ピアノライブ、12日(金)~14日(日)まちなみ散策ツアー、愛のフォトコンテスト、雪とあかりのオブジェコンテストも開催。

 

 子どもたちに大人気の小樽青年会議所制作スノーすべり台は、旧手宮線駅前通り入口付近に設置する予定。

 

 これまで行われてきたもので中止となったものは、オープニングセレモニー・公式グッズ売店・ワックスボウル制作体験・フォトコンテスト過去入賞作品展(峯山冨美回顧展実施のため)・スタンプラリー・朝里会場・ニトリ会場・日銀通りから寿司屋通りまでの旧手宮線会場・企業や団体のオブジェ・海外などからの団体ボランティア。

 

 ポスターキャッチコピー公募結果を発表。応募総数460件の中から、広報部会と検討委員会で審査し、安藤真由さん(岩見沢市在住)の「今年も灯る」と、小林さん(青森県在住)の「きっと特別な灯になる」が選ばれ、今後、ポスターをはじめ、パンフレットやホームページなどの宣伝媒体に使用される。

 

 なお、最終的な詳細等については、1月末開催予定の第2回実行委員会で最終決定する。

 

 ◎小樽雪あかりの路HP(外部)

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