小樽総鎮守・住吉神社(住ノ江2・星野昭雄宮司)では、苦を払うにちなみ、毎年12月19日に、清々しい正月を迎えるため、社殿拝殿の1年間を払い清める儀式「煤払式」を行っている。
大雪に見舞われた2020(令和2)年は、19日(土)13:00から、筆頭権禰宜(ごんねぎ)の原田雅信さん、木谷渉さん・川端克征さんが、神職の常装としている狩衣姿で、境内の笹の葉をハタキに見立てた4mほどの竹竿を道具にして、5mもある社殿の天井の煤を払い、サラサラと笹の葉の音を響かせながら埃を祓い落としていた。
原田さんは、「日頃の感謝の気持ちを込め、コロナ禍のため特に念入りに行いたい」と話した。煤払いは社殿拝殿から始め、廊下・建物の外の庇(ひさし)なども行われた。
同神社では、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、正月参拝体制を12月25日(金)~1月17日(日)としている。
12月31日(木)7:00からの大祓式は神職のみで奉仕、22:00から除夜祭、1月1日(金)6:00から歳旦祭、3日)日)7:00から元始祭。
新年厄祓式は、1月3日(日)10:00から男子厄祓式、11日(月)10:00から女子厄祓式。
どんど焼については、1月7日(木)8:00〜16:00、8日(金)は8:00〜12:00。
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