写真好きな男女5名が集うフォトrファイブの写真展が、市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリーで、12月16日(水)~20日(日)に開かれている。
おたる都通りの撮影会から始まりで、2013(平成25)年フォトrフォーとして結成後、今回まで6回の写真展を開催。
今回も3月開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となり、12月まで延期となっていた。
メンバーは、別府市在住の菊池順子さん以外は小樽在住で、安房啓子さん・小林好江さん・宮崎裕幸さん・渡邉眞一郎さんの5名。
写真展にテーマはなく、それぞれが自由に撮影したいものを選び、プリントの額装や展示にも個性が表れている。
安房さんは、マレーシアの色鮮やかな街並みや人々の様子を捉え、保育士の菊池さんは、仕事柄、餅ヶ浜臨海公園での園児の様子やシンガポールの旅のひとコマを写真に残した。
小林さんは舞踏家の田仲ハルさんを激写。ロール紙にプリントした巨大なハルさんもあり、他の舞踏家の写真と合わせ、舞踏の魅力を伝えている。
宮崎さんは、小樽や札幌の日常をモノクロで、額が手に入ったからとこれまでにない朽ちた植物にも挑戦している。
渡邉さんは、自宅から半径500mで撮影した風景と、渡邉さんだけに見せる知人の心許した笑顔などをモノクロで発表。
渡邉さんは、「写真の魅力は、会場で見ないと分からない。ぜひ足を運んでいただきたい」と話した。
フォトrファイブ写真展 12月16日(水)~20日(日)10:00~17:00(最終日16:00)
市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリー
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