小樽市(迫俊哉市長)は、小樽市立花園小学校(花園5)で発生した新型コロナウイルス感染症の集団感染において収束したと判断した。
同校は、11月24日(火)に教職員1名の陽性が確認され、25日(水)にも教職員1名と児童5名の陽性を確認、7名の集団感染が発生し、25日(水)~12月8日(火)、1学級を閉鎖する措置を取った。
その後、約2週間陽性者の確認がないことから、12月8日(火)いっぱいを以って、集団感染が収束したとの判断に至り、9日(水)から通常授業を行っている。
一方、小樽市立稲穂小学校(富岡1)に関しては、11月19日(木)に児童1名の陽性が確認され、11月20日(金)~12月1日(火)を学級閉鎖としたが、20日(金)に児童4名と教職員1名の陽性を確認、6名の集団感染が発生したため、3日(木)まで学級閉鎖を延長した。
ところが26日(木)に、児童2名と教職員1名、27日(金)には児童2名と教職員1名の陽性が確認され、11月28日(土)~12月11日(金)の学校閉鎖と放課後児童クラブの閉鎖の措置を取った。
発生した集団感染と感染経路が違うのではと、26日以降の陽性者も集団感染と言えるのか調査していた。
さらに、28日(土)に教職員1名、12月2日(水)に教職員1名の陽性が確認されたが、その後は発生していない。
小樽市保健所では、感染経路が違う人もいるのかもしれないが、学校内での発生なので、14名の集団感染と考えるとした。
稲穂小学校の収束日については、学校閉鎖した日などから庁内で検討中。
同校と放課後児童クラブは、14日(月)から通常通り行う予定。
◎花園小学校における新型コロナウイルス感染症の集団感染の収束について(外部)
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