小樽雪花火プロジェクト実行委員会(西條公敏実行委員長)は、12月19日(土)に小樽港マリーナで打ち上げ予定の小樽雪花火2020の中止を決めた。
道内における新型コロナウイルス感染症の重症者や死亡者増加の状況から、不特定多数が集まる花火大会は難しいと判断。8日(火)10:30から、市役所(花園2)2階記者クラブで発表した。
昨年に続き2回目となる同花火には、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で観光客が激減した小樽の街を盛り上げたいと、「けっぱれ小樽~街を応援して小樽雪花火の優待チケットをゲットしよう~」というシステムを導入し、小樽商科大学生の協力を得て準備をしてきた。
小樽での消費や貢献するとTALという通貨が獲得でき、4,000TALを集めると、同花火優待チケットが購入できるシステム。
今年は中止となったが、18日(金)23:59まで有効で、4,000TALが集まれば来年の同イベント優待チケットを購入できるよう、「けっぱれ小樽〜」を継続する。
これまでに501名(12月8日現在)が、このシステムを登録して小樽での買物や貢献をし、同会では、別途特典を用意する予定。
西條公敏実行委員長は、「もともと12月の感染状況を見て開催を実施すると言っていたことではあるが、重症者数と死亡者数が増加し、親会の実行委員会と協議し、残念ではあるが中止を決めた。感染対策と経済活動を両立させたいと、けっぱれ小樽を立ち上げ、小樽で消費や貢献した人に、TALという通貨を差し上げ優待チケットをプレゼントする企画をした。これまで500名以上の方々が参加し何か恩返ししたい」と理解を求めた。
小樽市北前船日本遺産を活用したwithコロナ期対応型イベント開催事業実行委員会(西條文雪実行委員長)が、日本遺産「北前船」の認知度向上と市内周遊を促進するため、12月1日(火)から日本遺産“北前船”カードラリーで、北前船カード9種類(各500枚)の配布が始まっている。9枚全て集めた人には、先着300名に「北前船コンプリートカード認定証」をプレゼントする。
さらに、コンプリート達成者には、来年のために使える同花火優待チケットももらえる特典が付いている。
配置場所は、日本遺産「北前船寄港地・船主集落」構成文化財の倉庫や船絵馬等の最寄の施設で、2021(令和3)年1月24日(日)まで、無くなり次第終了。
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