12月19日(土)の小樽天狗山スキー場(最上2)オープンに先立ち、運営する中央バス観光開発株式会社(岡田浩司代表取締役社長)は、4日(金)11:30から、安定した降雪と安全を祈る安全祈願祭を執り行った。
雪化粧した天狗山が一望できるロープウエイ乗り場に隣接する、食事処小樽天狗亭2階ホールに祭壇を設け、住吉神社(住ノ江2)の星野昭雄宮司と木谷渉権禰宜による神事が進められた。
岡田社長をはじめ、北海道中央バス株式会社菊井隆剛取締役執行役員、小樽天狗山スキー学校戸塚浩司校長、株式会社天狗山ファミリー横尾淳代表取締役と横尾萌氏、株式会社ザ・グラススタジオ・イン・オタル浅原千代治代表取締役社長、一般社団法人おたる自然の村萱場洋一総務課長ら関係者が出席した。
コロナ禍のため密にならない対応で、例年より10名ほど少ない約20名で執り行い、恒例の直会(なおらい)は中止した。
岡田社長は、来場者の安全と従事者の安全、山の賑わいと安定的な降雪を祈願後、昨年のスキーシーズンを振り返り、「例年並みの来場者だったが、2月後半以降は、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受け、結果的に昨年を若干下回る来場者となった。
今シーズンは、コロナはないと思っていたが収束がなく、インバウンド・国内客を含め、旅行の自粛などから来場者が減ると予想される一方、スキーは屋外で楽しむアクティビティで、3密を避けることができ、来場を期待しているところ。
当社の理念は、輸送の安全と感染症の安全を含めた安全、感動と歓喜、素敵な思い出を提供するよう努めたい」と挨拶した。
今シーズンの同スキー場は、残念ながら需要の減少を見込み、ナイター営業を中止とし、ロープウエイは、整備点検のため12月4日(金)まで運行を中止し、5日(土)から冬期営業を開始する。
ロープウエイ利用者には、天狗山手作りのオリジナルスイーツのプレゼントをはじめ、Go Toトラベル地域共通クーポンでオリジナルポストカードを、まるごと小樽プレミアム付き商品券で同カード5枚セットをプレゼントする特典を用意している。
リフト券に新しい時間券の新設や中高生向けリフト券、山頂のファミリーリフトの初心者向け緩斜面のゲレンデだけを利用するリフト券、そのほか、スノーボーダー用にゲレンデをアレンジした、天狗バウダーゾーンとして売り出す。
また、普段は乗ることができないゲレンデ整備の雪上車に乗って、山頂から夜景を楽しむツアーも実施。所要時間45分。定員1台1名、料金11,000円(税込)、運行時間17:30~19:30。予約制で19日からの実施予定。
使い終わったリフト券やロープウエイのチケットを、市内の観光施設•宿泊施設•カラオケ店•飲食店に提示すると、それぞれの特典を用意している。協力店舗は市内35店舗以上。
1月1日は初日の出運行を、2月上旬には小樽雪あかりの路との連携を予定している。
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