小樽市教育委員会は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、2021(令和3)年小樽市成人式を、同年5月のGWに延期すると、12月2日(水)付で発表。
10月の市長定例記者会見では、小樽市民会館(花園5)で、2021(令和3)年1月10日(日)に行う予定の成人式を、新型コロナウイルス感染防止対策を図って密集を避けるため、約910名の該当者を住んでいる地域により2回に分け、1回を40分程度に短縮して実施すると発表していた。
ところが11月に入り、市内及び札幌圏内において感染が拡大し、来年1月の開催が厳しい状況と判断。
新成人にとって新たな門出を祝う貴重な式であり、他地域への進学や就職をした新成人が参加しやすいスケジュールや衣装等の手配などから、同年5月のゴールデンウイークに延期するとした。
対象となるのは、2000(平成12)年4月2日~2001(平成13)年4月1日に生まれた人で、原則、小樽市に住民登録している人。11月1日現在で915名。
今回の延期については、12月7日以降、対象者にはがきによる周知のほか、同年2~3月の感染状況を確認した上で、3月中に改めて案内状を送付する予定。再度の延期はできないと考えている。
札幌市でも、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、2021(令和3)年成人式の中止を発表したばかり。
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