小樽市(迫俊哉市長)は、12月2日(水)10:00から市役所(花園2)3階議場で、2020(令和2)年小樽市議会第4回定例会を開会し、本日から21日(月)まで20日間の会期を決定した。
迫市長による提案説明、濱本進決算特別委員長から2020(令和2)年第3回定例会議案8号ないし21号について報告があり、委員長報告に賛成多数でいずれも認定された。
今定例会には、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業やふれあいパス事業など、令和2年度小樽市一般会計補正予算など議案7件、組織改革に伴う条例案8件、指定管理者関係など8件の計23件と、最終日追加提出の人事案件を予定している。
議案第1号の令和2年度小樽市一般会計補正予算については、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した、市独自の事業の主なものとして事業完了に伴い、13事業を減額補正した減額分を、町内会活動感染防止対策支援事業補助金560万を計上、小樽市総連合町会加盟の149町会に世帯数により1〜5万円を交付。町内会館感染防止対策として、町会会館所有または賃借の75会館に3万5千円を、マンション等の集会室を利用している6施設に5千円を交付する。
また、宿泊施設誘客促進追加事業費補助金3,500万円は、冬季閑散期における観光客の誘客促進策として、宿泊事業者が行う宿泊料金の割引額の一部を助成する。
常備消防費として、感染症の拡大や新たな発生に備え、感染防止資器材を追加購入するため275万5千円を追加し、撥水性及び機動性に優れ、感染防止衣としても代替可能な防寒衣を整備するため1,115万5千円を計上。
感染廃棄物の管理及び装備資材の消毒、消防本部車庫内に消毒室を整備するための1,550万5千円を計上した。
このほか、遠隔手話サービス環境整備事業費やふるさと納税関係経費、ふれあいバス事業費、臨時市道整備事業費などを盛り込んだ結果、一般会計における補正額は、2億61万7千円の増となり、財政規模は739億4,766万2千円となった。
7日(月)13:00から会派代表質問が始まる。
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