小樽・余市ゆき物語(11/1〜2021/2/13)の一環で、小樽観光の玄関口となるJR小樽駅を彩るガラスアートギャラリーが、12月1日(火)からスタートした。
市内8工房のガラス作家が、“海”をテーマにガラスで表現した作品を発表。小樽に降りた観光客や利用客の目を楽しませている。
これまでのテーマを“雪だるま”から“海”へと変更し、8工房がアイディアを駆使して、それぞれの個性や技術を活かした作品が見所となっている。
◎アトリエ・セツの山田セツ氏は、考案した「グラス・グリプティ」の新ガラス彫刻技法を使い、人魚を描いた作品は「あこがれ~」。夢見た子どもの頃のあこがれ!遠い思い出をあなたに。
◎ザ・グラス・スタジオインオタルの成中拓氏は、観る人が想像を膨らませてと「浮遊」。
◎glass art N+の川田伸行・由香里氏は、「海の呼吸」と題して、小樽の海の荒々しさや静けさを表現したという。
◎glass work・fu~gaの廣川雅恵氏の「ヨットの見える風景」は、小樽の爽やかな夏の海をイメージし、ウイングベイから眺める景色は、沢山のヨットやクルーザーが並んでいて、ワクワクし夢が詰まっているなーと感じるという。
◎北一硝子見学工房の長内代志子氏は、春が近づく頃、小樽の海に鰊の「群来(くき)」が現れる、小樽の春をイメージして制作した。
◎イメージ・グラスの木村由紀子氏は、魚の木箱を額に見立て、「小樽大漁宝箱」と題しガラス絵を描いた。小樽の海は今日も大漁。海の幸の宝箱。ごちそうさま。ありがとう。
◎kim Glass Designの木村直樹氏は、「群来-kuki-」、小樽の冬の風物誌をガラスのレリーフで表現した。
◎小樽 il PONTEの永田琢也氏の「みんな待ってる」は、猫「すいません、ネギは抜いてください」とコメントが書かれ、猫や寿司、魚がガラスで細工されているユニークな作品。
ガラスアートギャラリーは2021(令和3)年1月31日(日)まで。
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