小樽総鎮守住吉神社(住ノ江2・星野昭雄宮司)は、師走になると神社鳥居横に掲示する干支大絵馬の掲示を、今年は中止すると発表。
毎年12月15日に、新しい年に幕明けが近いことを告げる干支大絵馬を掲示していたが、例年作製している業者が廃業し、別業者に依頼していたが制作できないと、止むを得ず中止とした。
20回目となる昨年は、横3.6m×縦2.7mの大きな絵馬に、今年の干支“ねずみの親子”が描かれ、師走を急ぎ足で通る人々の目に留まり、来る年の干支を確認し、新年の訪れを実感していた。
星野宮司は、「今年はやむなく取りやめとなったが、今後、制作する会社を探すか、ボランティアに描いてもらうか模索中」と話した。
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、同神社では、正月体制を12月25日(金)~1月17日(日)とし、ソーシャルディスタンス等、密にならない参拝を呼びかけている。
新年の幕開けを祝う小樽太鼓衆“鼓響”の打演や甘酒頒布、獅子舞は中止。閉門後、神社関係者による手すり等の消毒作業を行うため、正月期間中の社殿閉門時間は、元旦20:00・2日(土)19:00、3日(日)18:00、4日(月)以降は17:00と時間厳守となる。
詳しい行事内容や時間は、小樽総鎮守住吉神社HP(外部)へ。
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