小樽市(迫俊哉市長)は、28日(土)に、市内220例目〜221例目(道内8644例目〜8645例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者2名が確認されたと、29日(日)15:00に発表した。
市内220例目(道内8644例目)は、小樽市在住年齢・性別非公表の市立稲穂小学校(富岡5)教職員。27日(金)が発症推定日で、発熱・咳があり軽症、入院先調整中。行動歴及び濃厚感染者については、現在調査中。
市内221例目(道内8645例目)は、小樽市在住80歳代無職の男性。27日(金)が発症推定日で、発熱があり中等症、市内指定医療機関に入院中。感染経路不明で、濃厚感染者については、現在検査中。
教育委員会によると、28日(土)に同校児童28名と教職員19名の検査を行い、同校児童393名と教職員43名の中で、感染者に関係する全員の検査が終わった。学校閉鎖と児童放課後クラブ閉鎖は、発表の通り12月11日(金)までで、14日(月)から開始する予定。
同校の感染は、19日(木)に児童1名が分かり、20日(金)に児童4名・教職員1名で、6名のクラスターに。その後、26日(木)に児童2名・教職員1名、27日(金)に児童2名・教職員1名、28日(土)に教職員1名の感染が分かり、本日発表したが、クラスターの関連性については分からないという。
保健所は、同校クラスターに関して、19日・20日に発生したクラスターとの関係性を調査中で、収束時期などもあり、近々どうなのか判断する予定。
小樽市における現検査状況は、累計5,064名のうち陽性者221名。陽性者のうち入院中5名・宿泊療養施設11名・宿泊療養施設調整中23名、陰性確認済等176名、死亡6名。
◎11月29日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)
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