おたる冬の交通安全運動 旗波でドライバーへPR

 2020(令和2)年度冬の交通安全運動が、11月13日(金)~22日(日)の10日間で行われ、小樽市でも初日の13日9:30から、JR小樽駅前交番前に、20団体55名が集合して、「セーフティーコールおたる」交通安全一斉街頭啓発が開かれた。

 

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、春と夏は中止、秋は天候不良で中止となり、今年度初の旗波による街頭啓発となった。

 

 小樽市・同市交通安全運動推進委員会・小樽警察署・小樽交通安全協会・北海道警友会・ライオンズクラブ・わんわんパトロール隊など、各団体から限定2名の参加で、花園十字街・入船十字街・奥沢十字街に分散して行った。

 

 開催式では、小樽市生活環境部の阿部一博部長が「期別運動4期40日の最終となった。今年は、バイクの死亡事故5件・乗用車の死亡事故2件と、7名の命が失われ危機的状況となり、市長と警察署長による緊急メッセージを発信し、注意喚起を促した。

 

 これからの季節は路面凍結が懸念され、これ以上死傷者を出さないために、連携をより一層深め、交通事故防止を呼びかけたい」と挨拶。

 

 続いて、小樽警察署伊林潤地域・交通官が、「凍結路面での重大事故を防止し、さらに安心安全な地域社会を作り、死亡事故防止に努めたい」と述べた。

 

 飲酒運転根絶や交通安全と書かれた旗を持ち、国道5号線沿いに一定の間隔を空けて並び、ドライバーや通行人に交通安全を呼びかけた。

 

 わんわんパトロール隊も2名1頭で参加し、歩行者と一緒に横断歩道を渡りながら、交通安全を呼びかけていた。

 

 小樽交通安全協会・廣瀬保男会長は、「子どもや高齢者を守り、凍結路面でのスリップ事故を無くし、シートベルトの着用・飲酒運転根絶を重点目標に掲げ、関係機関の協力をお願いする」と話した。

 

 なお、安全運転管理者事業主会が主催する「じわ~っとおたる」交通安全セミナーは、11月28日(土)に変更し、小樽市交通安全指導員協議会(本間博会長)が中心となる飲酒運転根絶見廻り隊は、12月の13日前後に啓発活動を予定している。

 

 ◎2020(令和2)年交通安全運動実施計画(外部)

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