小樽市(迫俊哉市長)は、風邪やインフルエンザが流行する季節を前に、新たな新型コロナウイルス感染症の相談・受診体制の整備が整い、11月16日(月)から、小樽市発熱者相談センターと検査センターの運用を開始する。
これまでは、同感染症を疑う発熱者等は、帰国者・接触者相談センターである保健所が、24時間体制で対応してきたが、かかりつけ医がいる人は診療時間内に電話をし、かかりつけ医がいない、又は相談する医療機関に迷う場合は、小樽市発熱者相談センター(0570-080185・24時間体制)に電話する。
看護師や医師が対応し、検査が必要と判断した場合は、同検査センターに予約してくれる。検査時間は平日午後の1時間、検査対象は発症から2~9日目の人。市が委託した両センターの場所については非公表。
検査センターでは、1日10人程度が可能で、インフルエンザとコロナウイルス感染症(抗原検査)の検査を実施し、30〜40分ほどで判明。検査可能なかかりつけ医でも検査の所要時間は同じ。
早く検査に繋げることができ、今後、発熱を訴える人も多くなることが見込まれ、身近な医療機関で受診でき、保健所の負担軽減のメリットがある。陽性患者の濃厚接触者についての検査は、これまで通り保健所で実施する。
検査センターの土・日対応については、12月上旬頃から稼動する見通し。
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