小樽市(迫俊哉市長)は、11月10日(火)から、小樽の文化遺産「北海道の心臓」と呼ばれたまち・小樽のロゴマークデザインを募集。
同市は、文化庁実施の地域型の日本遺産認定を目指し、小林多喜二が小樽を心臓と表したことから、「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽~「民の力」で創られた甦った北の商都~」をタイトルとして、同市日本遺産推進協議会によって魅力的なストーリにまとめ上げたが、今年6月の発表で認定を逃がしてしまった。
その中の構成文化財は「小樽文化遺産」でもあり、2つの日本遺産「北前船」や「炭鉄港」とともに、市内の歴史的文化遺産を市民と共有して育て、地域活性化に向けた取り組みがスタートした。
小樽には文化遺産が沢山あることが認識されているが、町の成り立ちやそれぞれの歴史的建造物の点が線になっていくストーリーも、市民に知ってもらうことが一番の目的で、併せて情報発信に活用できるロゴマークデザインを募集する。
産業港湾部日本遺産担当主管の田中洋之氏は、「情報発信するためには、心臓と呼ばれた小樽について市民や観光客に知ってもらい、観光に活かし歴史的建造物もストーリーとして認識することで、小樽の街並みもより理解してもらえるのでは」と話した。
受託事業者オー・プランの小樽文化遺産ポータル(外部)にストーリーが掲載され、11月9日(月)から見られ、12月の広報おたるにも掲載され、新聞にも折込で連載され普及啓発を図る。
応募は12月21日(月・消印有効)までに、チラシ裏面の応募用紙に必要事項を記入して郵送、またはメールでPDFデータ形式または応募用紙全体の写真画像を添付して送信。
同協議会において、応募作品の中から3~5点を選び、市民投票で最優秀賞1点を決定する(令和3年2月中旬予定)。最優秀作品には商品券5万円分を、優秀作品には商品券1万円分が贈られ、選ばれたロゴマークは、3月に制作の周遊マックやパンフレットに使用する予定。
問合せ:0134-29-1003 株式会社オー・プラン
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