上空に冷たい空気が流れ込んだ影響で、11月4日(水)未明から、山沿いを中心に雪が積もり、小樽市内の平地でも雪が積もり冬の到来を告げた。
7:30頃には、視界を遮るほどの雪が降り続き、住宅の屋根や庭も真っ白になった。小樽天狗山や塩谷丸山などの山々も雪化粧し、いよいよ厳しい季節が始まる。
稚内地方気象台によると、稚内では、3日(火)にひと足先に初雪を観測し、札幌管区気象台では、札幌も初雪を発表。平年よりも7日遅く昨年よりも3日早かった。
道内14ヶ所にある特別地域気象観測所のひとつ、小樽の勝納町にある同観測所は無人で、自動的に雨や風・雪などの気象状況を時間的に観測している。
1993(平成5)年3月1日に観測を開始しているが、羽幌・広尾のみ雪の初日・終日の平年値があり、小樽の雪の初日平年値は11月2日となっている。
4日(水)の最低気温は8:28に1℃、最高気温も14:38に5.2℃までしか上がらす、厳しい寒さとなった。
徐々に弱まりながら、5日(木)も日本海側では雪が続く見込み。小樽は、最高気温11℃・最低気温4℃の予報。
◎札幌管区気象台北海道の初雪などの観測状況~よくある質問(外部)
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