旧幌内鉄道(手宮~札幌間)開通140年を記念して、「レールカーニバル in おたる」を、10月31日(土)・11月1日(日)・3日(火)の3日間限定で開催。トロッコ(足漕ぎ軌道自転車)の乗車体験が行われた。同実行委員会とNPO法人北海道鉄道文化保存会の主催。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、GWやおたる潮まつり時のトロッコ乗車体験を中止としたため、今年度初となり、旧手宮線のレールの上をコトコトと心地良い音に乗せ、片道450mのレールの上を往復し、市民や観光客を楽しませた。
これまでは、駅前通りに流れる人々がトロッコに興味を示し乗車していたが、今回は密を避けるため、1時間に3便運行で初の予約制とした。思ったほどの予約がなかったため、会場に来て空があれば乗車できる。
初日31日は好天に恵まれ、観光客の往来も多く、10:00開始後1時間で13名が乗車体験し3台のトロッコが往復した。
ニセコ在住の樋口さん家族は、小樽の観光途中で通りがかり、「行きは下り坂で漕がなくても良く、帰りは上り坂となり漕がなければならなかった。風も気持ち良く、天気も良くて楽しかった」と、乗車に満足していた。
同会・清水道代専務理事は、「北海道最初の線路で今年140年。記念バッチも配布しています。空きがあれば乗車できます」と話した。
11月1日と3日も10:00~15:00。当日の空き状態で受付可能。小学生以上500円。
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