ゆき物語ワイングラスタワー 制作開始

 小樽・余市ゆき物語を彩る「ワイングラスタワー」の制作が、10月27日(火)から30日(金)までの4日間の日程で始まった。

 

 小樽未来創造高校(最上1)流通マネージメント科と情報会計マネージメント科1年~3年の希望者が、設置ボランティアとして協力。

 

 硝子の街小樽に相応しく、同イベントのイメージシンボルとなる同タワーは、小樽市観光物産プラザ(色内2)1番庫に設置され、イベントの開幕と同時に、ワイングラス2,000個が色とりどりの電飾でロマンチックに輝き、撮影スポットとして人気を集めている。

 

 冬季イベント実行委員会の渋間靖副委員長は、小樽工業高校卒業生でもあり、1回目から担当し、「街のイベントに若い高校生が関わる機会を作りたいと、母校でもある同校(同工業高校と小樽商業高校が合併)の学生に、3年前からお願いしている。今後は、色の配色などにも高校生のアイディアを取り入れたり、地元の高校生に何か協力してもらいたい」と、学生ボランティアに期待した。

 

 2日目の28日(水)は23名が参加し、3番庫で、新聞紙に包まれたグラスを1個ずつ丁寧に拭く作業とビニール袋を切る作業が進められ、タワーを設置する1番庫では土台作りが行われた。

 

 全日程に参加する人もいて、グラスを拭く作業を行った1年生の女子は「これまでボランティアを経験したことがなく、やってみようと思った。劣化しているグラスもあり、できるだけ丁寧に扱いたい」と話し、2日間参加予定の女子は、「完成したらぜひ見たい。家族も誘いたい」と話した。

 

 明日29日(木)は、5、6名が参加を予定し、引き続きグラスのセッティングを行い、30日(金)の完成を目指す。

 

 坂田理委員長は、「皆さんに非常に助けられている。ワイングラスタワーは知名度も上がり、完成した姿をぜひ見てください」と話していた。

 

 ◎小樽・余市ゆき物語HP(外部)

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