全国大会800mで6位 西陵中石川蘭さん

 神奈川県日産スタジアムで開催の全国中学生陸上競技大会2020(10/16~18)に、小樽市立西陵中学校(富岡2)2年の石川蘭さんが800mに出場し、予選で自己記録更新の大健闘で、決勝では6位となり、昨年の予選敗退の無念さを晴らした。

 

 10月27日(火)17:00から、蘭さんと両親、同校陸上部顧問の佐藤千明教諭が出席し、市長応接室で迫俊哉市長と林秀樹教育長へ報告が行われた。

 

 迫市長は、「おめでとう!さらに努力して良い成績を残せるように頑張ってください」とエールを贈り、林教育長は、「全国大会に選ばれること自体が凄い。全力疾走して後半で抜き、自慢して良いと思う」と健闘を讃えた。

 

 小学1年生から陸上とスキージャンプを始め、姉の苺さんと練習を重ねてきた石川さんは、「もう少し上を狙っていたが6位になった。もっと練習すれば優勝できると、来年は目標の優勝に向けて良い経験になった」と話した。

 

 4月から雪が降るまで陸上の練習、冬はスキージャンプのトレーニングを行い、ジャンプをメインとしてきたが、陸上にも結果が現れ面白くなってきたという。西陵中OBで桜陽高校2年の男子陸上部員の練習協力もあり、確実に力をつけていた。

 

 今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で全道予選ができず、過去1年以内の記録で標準記録を突破した選手、かつ上位ランキング40名の選手に参加資格が与えられ、ランキング13位で参加資格を得た。

 

 16日(金)の予選で20名が出場し、3組目で3位となる健闘ぶりで、自己新記録の2:12.57を出し8位で通過。17日(土)の決勝では、ラスト200mで足が思うように動かず6位となった。

 

 スキージャンプでは、昨シーズン、長野県野沢温泉村開催の全国中学校スキー大会で5位入賞の結果を収め、2020年国内強化選手に選ばれている。

 

 今後は、スキージャンプに向けてトレーニングに励む予定。

 

 ◎全国中学生陸上競技大会2020(外部)

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