小樽観光協会と余市観光協会の共同プロモーション「小樽・余市ゆき物語」が、観光入込数が低下する秋冬の閑散期対策として、11月1日(日)に開幕し、2021(令和3)年2月13日(土)まで開催される。
小樽運河浅草橋から中央橋にかけ、恒例の青色LEDライト1万個を飾り、日没から22:30まで灯す「青の運河」は、これまでよりも白色LEDライトを増やすことで、よりインスタ映えする画像が撮影できる工夫を施した。
JR余市駅前周辺でも、ウイスキーらしい琥珀色の約8,000個の電飾で、訪れる人をもてなす「琥珀色の夢」も同時に開催し、ニッカウヰスキー正面玄関前にもイルミネーションが施される。
小樽市観光物産プラザ内では、ワイングラス2,000個を積み上げる「ワイングラスタワー」を設置。未来創造高等学校学生ボランティアが設置に協力。
JR小樽駅では、市内8つの硝子工房の作品が彩る「ガラスアートギャラリー」が12月1日(火)から始まり、これまでのテーマ「雪だるま」を「海」へ変更、新たな展示に期待が集まる。
1月1日(金)~31日(日)は、雪だまる制作チームを編成し、定期的に運河等で雪だるまの制作を行う「雪だるま大作戦」や、コロナ対策に徹した1日1組限定の特別貸切プランを企画中で、11月中旬発表を予定している。
ゆき物語の冊子に変わる、北海道鉄道140年とタイアップした記念切符型のカードを制作し、小樽、余市それぞれの月替わりバージョン全8種類を限定配布する。
11月の表面は、北海道鉄道140年デザインの入船陸橋を走るしづか号の写真と、裏面はポスターと同柄で、QRコードから同物語HPへ連動。
毎月、小樽バージョン15,000枚・余市バージョン5,000枚を発行。小樽バージョンの配布場所は、運河プラザ・JR小樽駅・浅草橋の各観光館内所・主要宿泊施設、余市バージョンは、余市観光協会・エルラプラザ・主要宿泊施設。
SNSキャンペーン&プレゼント企画として、ツイッターやフェイブック、インスタグラムに、「♯オタルノオモイデ」「♯ヨイチノオモイデ」をつけ、11月1日(日)~2021(令和3)年2月13日(土)に応募し、抽選で、A賞小樽市内ホテルペア宿泊券(1泊朝食付)を10名、B賞小樽又は余市の特産品詰合せ(3,000円相当)を20名にプレゼント。
この他、サプライズ企画も決定次第、HPにアップする予定。
新型コロナウイルス感染症拡大に配慮して、浅草橋で開かれていた点灯式を含むオープニングセレモニーや、小樽市観光物産プラザ(色内2)のキャンドルバー、余市ニッカウヰスキーナイトツアーを中止にし、同プラザ前に輝く浮き玉ツリーは資材劣化のため廃止とした。
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