小樽開発建設部(潮見台1)は、小樽市立花園小学校(花園5・木村俊夫校長)と協働で、10月21日(水)13:30から、観光客等が安全に冬道を歩けるように、滑り止め用砂入りペットボトル250個を製作した。
総合的な学習の時間を活用して、児童が制作した運河のぬり絵をラベルにしたものを、シーニックバイウエイ北海道と包括連携協定締結企業の北海道コカ・コーラボトリング株式会社提供の280mlのペットボトルに、同校5年生36名が、5枚ずつ貼る作業を行った。
ラベルには、運河の絵とともに、日本語・英語・韓国語・中国語(簡体字・繁体字)で、「砂をまくと滑りずらくなります。ご自由に砂をまいてください」と書かれている。
宮本土建工業株式会社の協力で、同校玄関前に用意された滑り止め用砂を、プラスチックフィルムをジョウゴ替わりにショベルを使い、上手にペットボトルに詰めていた。
今日ラペルを貼ったペットボトル5本のほかに、時間がある児童は、さらに作業を続け、約250本を完成させた。
木下陽葵さんは「5本詰めた。自分たちで詰めた砂入りのペットボトルを使ってもらえると嬉しい」と話し、ほかの児童からは「貴重な体験ができた。ありがとう」や、「大切なことに関わっていることが勉強になった」など、感想を述べた。
木村校長は、「総合的な学習の時間を活用して、児童1人1人が、丁寧にぬり絵をして、思い出となるように全部違うラベルになっている」と話した。
この事業は、2013(平成25)年から継続して実施され、毎年、2月の小樽雪あかりの路に合わせ、小樽運河等で外国人観光客へ配布し、おもてなしの心で冬道歩行を支援しているが、今年度は配布を中止とした。
12月上旬~3月中旬に、市内10ヶ所砂箱を設置して配布し、一般の人に使ってもらう。
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