長橋なえぼ公園(幸1)森の自然館で、10月18日(日)10:00から、今シーズン最後の自然観察会(親子編)が開かれ、3歳から11歳までの子どもと保護者10名が参加し、紅葉の秋を楽しんだ。
同館では、7月から10月まで計5回、自然観察会を開催。最終回を親子観察会とした。
同館・山本謙也指導員と小樽野草愛好会の中岡さんが、公園周辺にもあるブナやクヌギの実やトチの木の葉、マムシグサなど実物を使って説明した。
同公園内には100種類ほどの木があり、北海道では珍しいブナの木やメタセコイアなど、樹齢100年以上もの大木も見られ、森の中で出会う木や落ちている木の実、キノコなど、秋ならではの光景を観察した。
街路樹として植えられる大きな葉のトチの木や、ケヤキの木に群がる雪虫、地面に落ちている実を発見。赤く実った可愛らしいヤマボウシの実を食べたり、巨木のヤチダモの木やグミの木などを観察し、秋のなえぼ公園を楽しんだ。
高橋一汰君(5)と仁花ちゃん(3)の母親は、「普段何気なく見ている木の名前などを教えていただき、楽しかったです。子どもたちは、木の実を拾ったり、葉を捜したり、キノコを見つけたり、面白そうでした」と話した。
同館入口では、小樽長橋郵便局(工藤健一局長)による1日限りの臨時郵便局が開設され、秋をイメージした切手の販売と、希望者に風景印を押して投函するサービスも実施した。
同公園が近い同郵便局では、昨年12月の創立90周年を記念し、エゾリスと同公園の文字が入った風景印を製作。窓口で申し出ると押してもらえる。
市内33郵便局のうち約20局に、郵便局にゆかりのある風景や名所が描かれている風景印がある。◎郵便局めぐり(外部)
森の自然館の開館は11月10日(火)まで。開館時間9:00~16:00。
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