小樽市緑上部町会(大橋一弘会長)・緑本長会(田中邦男会長)・最上町会(橋本克久会長)・松ヶ枝町会(池田昭穂会長)の4町会は、校区内となる市立山の手小学校(花園5・中島正人校長)に、除菌シートや手洗い用液体石鹸(12万円相当)を寄贈。
10月16日(金)に同校1階図工室で贈呈式を行い、3町会長と永田貴信副会長(最上町会)、林秀樹教育長・中島校長・進藤大介PTA会長が出席した。
“地域とともにある学校”コミュニティ・スクールを導入している同校だが、コロナ禍で委員会の延期が続いていた。
8月26日に、やっと同スクール学校運営協議会(大橋会長)を開き、学校の様子や状況を伝えたところ、祭りなどのイベントが中止となっていた各町内会の資金を活用し、感染症対策として除菌シート等の衛生用品を寄贈すること決めた。
大橋会長は、「8月26日の協議会で、学校の様子等を聞き、地域の者として何か応援できないかと考え、除菌シートと液体石鹸を購入する資金を、4町会から3万円ずつ集めた。安心安全な生活を過ごせるように協力し、活用してもらいたい。これからの学校を地域も協力していきたい」と挨拶した。
大橋会長から目録を受け取った児童会代表の鈴木啓太君(小6)は、「音楽室では飛沫防止ガードを拭く時に除菌シートを使い、パソコン室などでは道具を使用する前に石鹸で手を洗う。私たちもソーシャルディスタンスを取り入れた新しい生活様式を守り、これからも感染防止に努めたい」と、感謝の言葉を述べた。
中島校長は、「開校して3年目、同スクールがスタートし、委員会の中でコロナ禍で頑張る子どもたちの様子や感染予防を工夫している様子を話し、4町会から支援を頂いた。子どもたちには、地域に見守られ愛されているんだよと伝え、感謝の気持ちを持つことの大切さを話した。地域とともにある学校づくり、一緒になり活動することで、感謝の気持ちが通い合える学校づくりをしていきたい」と話した。
寄贈された同製品はすでに使用され、音楽室では、児童1人1人に飛沫防止シートがあり、授業が終わる毎に除菌シートで拭いているため、1週間で約800枚が必要となる。
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