小樽市学校保健功労者 医師3名に感謝状

 小樽市(迫俊哉市長)は、学校保健の振興に功績のあった市内3名の学校医・学校歯科医師・学校薬剤師を表彰し、その功労に報い本市学校保健の進展に寄与する学校保健功労者感謝状を贈呈している。

 

 今年度は、元学校医の桂田富也氏、学校歯科医の野歯科医院・野隆広氏と原田歯科・原田祥二氏が受賞。10月15日(木)13:00から、市役所(花園2)2階市長応接室で贈呈式を行った。

 

 市内小中学校の学校医・学校歯科医師として20年以上従事し、児童生徒の健康維持に努め、学校における歯科保健管理について適切な助言を行い、歯科衛生の向上に尽力している。

 

 林秀樹教育長は、「20年以上も長く務め、とてもありがたい」と感謝し、迫市長は、「コロナウイルス感染症の影響で大変苦労されたと思う」と、これまでの労をねぎらった。

 

 現在、幸小学校を担当する野氏は、「このような表彰があることを知らなかった。とても嬉しい。時代も変わり、自発的な歯磨きを実行してもらいたい」と述べ、高島小学校と松ヶ枝中学校を担当する原田氏は、「とてもありがたい」と喜んでいた。共に、2000(平成12)年度から学校歯科医を務めている。

 

 桂田氏は、1999(平成11)年10月から2020(令和2)年3月まで、長橋小学校の学校医だったが、現在は、勤務医をしているという。

 

 1998(平成10)年度から始まった同表彰は、2019(令和元)年度までに受賞者174名となった。

 

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