小樽市文化祭写真展 16名の傑作集

 10月14日(水)から18日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリーで、小樽市文化祭写真展が開かれている。

 

 小樽市文化団体協議会に加盟する写友会・小樽カメラクラブ・北海道写真協会小樽支部の新人からベテランまで16名が、とっておきの瞬間を激写したお気に入り78点を展示している。

 

 今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、各クラブの発表の場となる作品展も写真市展も中止となり、同運営委員長の川原静雄さんの声かけで、公募展ではなく、未発表作品や過去に撮影したお気に入りの写真を展示しようと、16名が快く協力。久しぶりとなる展示会場に、写真愛好家らが足を運んでいた。

 

 小泉和子さんはおたる街歩き5点を出展。モノクロの中に赤色のものだけがカラーで現れるようカメラ設定して撮影したユニークな写真。

 

 高橋省三さんは、光跡に興味を持ち、白鳥大橋やジュエリーアイス、釣竿につけたライトなど試行錯誤した写真5点を、山登りが好きな同会の高橋俊弘さんは、旭岳や大雪など四季折々の風景を撮影している。

 

 瀧野邦保さんは、美脚や街角のポスターなどこれまでのイメージとは違った視点で、色鮮やかな紅葉の季節を切り取り、お気に入りの場所など市内の景色をさまざまな角度で撮影し、瞬間を捉えている。

 

 川原さんは、「今年度最初の大きな写真展。個性豊かで幅広いジャンルを越えた作品が集まっている。ぜひご覧いただきたい」とPRした。

 

 15日(木)からは、市民ギャラリーで「盆栽展」が、写真展会場の中心部で「山草展」が始まる。

 

 小樽市文化祭写真展 10月14日(水)~18日(日)10:00〜17:00(最終日16:00)

 市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリー 入場無料

 

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