小樽市(迫俊哉市長)は、株式会社ニトリホールディングス(似鳥昭雄代表取締役会長)と公益財団法人似鳥文化財団(似鳥昭雄代表理事)の両者と、連携協定を締結し、9月25日(金)15:20から、市役所(花園2)2階市長応接室で締結式を行い、似鳥会長と迫市長が署名し協定書を交わした。(写真提供:広報広聴課)
協定の締結を契機に、魅力的かつ持続可能性の高い地域社会を創造するため、連携の強化を図り、文化・芸術・観光・スポーツ・産業振興・災害時の対応など、幅広い分野での取り組みを共に進めたいとした。
これまでも同社からの寄附による案内標識や旧国鉄手宮線散策路の整備のほか、小樽芸術村や料亭湯宿銀鱗荘などの事業展開や小樽雪あかりの路への参画などによる観光振興、ニトリレディースゴルフ開催によるスポーツ振興など、様々な形で地域に貢献。
2011(平成23)年4月に設立した同財団では、その時代の文化を継承している歴史書類や美術工芸品、絵画など保管・修復・修繕等を行い、文化・芸術・歴史に寄与し、幅広い文化活動への支援をすることを目的に、助成金事業を通じて、小樽の様々なまちづくり団体へ援助を行っている。
締結式後、小樽芸術村などの施設や財団の取り組みについて、似鳥文化財団理事で京都大学名誉教授の建築学者・宗本順三氏によるミニ講演会が開かれた。