2020(令和2)年8月15日で解散した小樽走ろう会(横田久俊会長)は、経費の残金等でスポーツイベント用の備品を購入し、小樽市(迫俊哉市長)へ寄贈し、9月24日(木)10:00から小樽市教育委員会(花園5)2階教育長室で贈呈式を行った。
横田会長はじめ会員7名が出席し、林秀樹教育長へ寄贈目録を手渡し、市から感謝状が贈られた。
4代目となる横田会長は、「会を解散することは残念ですが、走ることを止めるわけではない」と話し、林教育長は、「コロナの影響は大きいと思うが、これからも走り続けてください。ご尽力をいただき感謝します」と挨拶。
今回、備品を処分したり経費の残金で、スポーツイベントで使用できるマグナムスターター(スピーカー・電子スターター・ケーブル等)を127,600円で購入し寄贈した。
マグナムスターターは、電子音式信号器がついていて、スタート時にスピーカーを通じて大きな音や信号器で知らせる優れもので、今後、小樽運河ロードレースや各大会等に貸出をする予定。
同会は1977(昭和52)年に発足し、今年で43年目となる。27歳~85歳の男女約50名が所属。月1回の例会や日曜日の練習、月報を発行。
朝里川温泉スキー場ゲレンデ周辺を走る「ゆらぎトレイルRUN」にも協力し、多い時で200名以上が参加した。1年のスタートを飾る初詣マラソンなども開いていた。
また、市内外の大会へ出場し、北海道マラソン・サロマ湖100kmウルトラマラソン、沖縄・オーストラリア・ハワイなど海外の大会へも出場するほど、走るのが好きなメンバーが集まっている。小樽運河ロードレースでは、1回目は出場し、2回目からスタッフとして尽力してきた。
退職後に入会した男性は、「海外へ行ったり、退職後を楽しむことができた」と満足していた。
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