今年になってから交通死亡事故が多発し、6名の尊い命が失われた小樽市内では、迫俊哉市長と高濱厚小樽警察署長が連名で、交通事故防止に向けた緊急メッセージを発表。
今年に入ってから、6月2件・8月1件・9月2件で、バイクによる交通死亡事故が発生している。
更に、9月16日(水)には、市内の道路で普通乗用自動車が街灯に衝突し、運転していた男性が死亡。
これまで市内の交通死亡事故は、2019(平成31)年1月~2019(令和元)年12月末の期間、3月に1名の死亡事故が発生しただけで、前年よりも1名減となり、過去30年間で最小を更新していた。事故発生件数も傷者数も前年より減少していたが、今年になってから6名が死亡する異例の状況に。
そこで、これ以上悲惨は交通事故の犠牲者を出さないために、命の尊さや交通安全の意識を高めて、交通事故のない安全で安心な小樽市の実現に向け、メッセージを発表。
ドライバーや同乗者には、スピードダウンや安全確認を励行し、緊張感をもって慎重に運転し、全ての座席で必ずシートベルトを着用、デイライトや早めの点灯とハイビームを活用するよう呼びかけ、二輪車の運転者へは、無理のないツーリング計画を立て、スピードダウンを励行し、カーブの手前では十分な減速をし、事前に仲間との待ち合わせ場所を決めて、仲間と離れても無理に追いつこうとしないよう、歩行者・自転車利用者へは、信号機や横断歩道を利用し、左右の安全をしっかり確認、目立つように明るい色の服装や反射材用品等を身につけ、交差点での安全確認を徹底し、自転車は夜間ライトを点灯するなどを、お願いした。
9月21日(月)~30日(水)は、秋の全国交通安全運動が実施され、これに先立ち、18日(金)9:30から、 JR小樽駅前で「セーフティーコールおたる」交通安全一斉街頭啓発で、ドライバーへ旗並みで、飲酒運転根絶への啓発と、歩行者への交通安全を呼びかける行う予定だったが、雨のため中止となった。
しかし、30日までは各所で様々な交通安全運動を予定している。
◎小樽市と小樽警察署の交通死亡事故多発緊急メッセージ(外部)