おたる水族館(祝津3)では、秋の特別展「ベニサケ」を、9月8日(火)から、北と南の魚たち③水槽で公開している。
ベニサケは、サケ(シロザケ)の仲間で、川で生まれて海に降りて2、3年を過ごし成長。その後、7月~12月に産卵のために生まれ育った河川に戻り繁殖する。
海洋生活期には他のサケ・マス類と同じ銀色をしているが、産卵のため河川に遡上した後には、真っ赤な婚姻色となる。ベニサケが赤いのは、繁殖期の2~4週間程度。まさに今だけの限定となる。
今回の雄ベニサケ5個体は、例年よりも大型で、迫力ある顔立ち。水槽内を元気に泳いでいる様子を観ることができる。
ニベサケを観た来館者から、「泳いでいる所を観たのは初めて」、「こんな魚がいることを知らなかった」など、驚きの声が聞えてきた。
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