新北海道スタイル導入 小樽北陵中文化祭

 小樽市立北陵中学校(清水町5・宮澤知校長)では、4回目の文化祭「New Challenge~心をひとつに~」を9月3日(木)・4日(金)に実施した。

 

 新型コロナウイルス感染症が長期化する中、中学校の文化祭もこれまでとは違い、ステージ発表をする体育館では、出演する学年だけが密を避けて入場し、他の学年は教室に配信されるテレビ中継を見て鑑賞するという、新北海道スタイルを意識した方法が取られた。今回は保護者の来場も中止とした。

 

 初日の3日13:25から体育館で、オープニングセレモニーが行われ、学級制作のステンドグラスが発表された。

 

 ステンドグラスに詳しい教員からの指導の下、各クラスそれぞれが一丸となってテーマごとに制作に励んだ。体育館窓に展示された自慢のステンドグラスは、クラスごとに紹介された。

 

 1年1組のテーマは「小樽の景色」。コロナの影響で静かになってしまった観光地に賑わいを取り戻すよう、学校でも観光地の景色を見られるようにステンドグラスにしたという。

 

 3年3組のテーマは、全員が輝ける文化祭にしたい思いから、「十人十色~1人1人が光り輝く~」とした。

 

 13:55からのステージ発表では、トップバッター1年3組が「KFTV コロナを吹きとばそうTV」と題して、みんな元気でコロナの不安を吹きとばそうと、ダンスやあるある大喜劇を盛り込んだステージを繰り広げられ、教室で見ていた生徒からも拍手が贈られていた。

 

 3年生男子は、「例年通りにやりたい思いもあったが、これもまた良い経験になった」と、最後の文化祭を楽しんでいた。

 

 4日は、9:00からステージ発表を予定している。

 

 ◎小樽市立北陵中学校(外部)