洋上風力発電建設計画 小樽市長に要望書提出

 小樽・余市の巨大ウィンドファームの計画について考える会の呼び掛け人・平山秀朋さんと、風力発電の真実を知る会の佐々木邦夫代表は、陸上および複数の洋上風力発電建設計画について、小樽市環境審議会で環境保全のための調査・審議を行うこと、および風力発電の専門部会の設置を求める要望書を、8月28日(金)生活環境部に提出した。(写真提供:巨大ウィンドファームの計画について考える会)

 

 要望書は、促進区域指定の動き・洋上ならではの専門的知見・陸上よりもさらに大型の風車が多数作られる等を考え、担当部署である同課をバックアップする体制として、専門家や住民が委員を務める同環境審議会による調査および審査、さらに審議会の下に風力発電の専門部会を設置することを要望し、それによって、専門家や住民の意見を確実に反映することを担保してほしいというもの。

 

 同会は、石狩湾で複数の大規模な洋上風力発電の計画が進んでいることに関しても、景観破壊・自然環境への影響・健康被害といった観点から、重大な関心を持っている。

 

 現在、同市に係る大規模な風力発電計画は、仮称「北海道小樽余市風力発電」、仮称「石狩湾新港洋上風力発電」など、6つのプロジェクトが計画されている。

 

 ◎小樽市環境審議会要望書(PDF)

 

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