小樽市(迫俊哉市長)は、8月20日(木)17:30から、市役所(花園2)2階市長応接室で、本日2回目の記者会見を開いた。
19日(水)発表の陽性が判明した市内64例目(道内1646例目)の小樽市立病院(若松1)看護師の同居家族にも陽性者が確認され、19日に陽性が確定した新規感染者は17名となった。
市内65例目(道内1655例目)から81例目(道内1671例目)は、同院看護師等6名が20~60歳代の女性で、居住地は小樽市。
感染が判明した入院患者10名は、非公表もあるが、70~80歳代の男女で居住地は小樽。
64例目の濃厚接触者81例目は、20代男性で消防本部勤務の救急隊員。濃厚接触者の消防職員34名を検査したところ、全員陰性だった。この職員は、防護服で勤務しているため、救急搬送時に搬送者に感染させることはないという。
市立病院クラスター関係17名とその濃厚接触者の陽性患者1名の現在の状況は、午前中の発表より発熱者が増え、軽症7名、そのほかは無症状。
現在19名(もしくは20名)が市内指定医療機関に入院中で、残り8床。これ以上の患者が確認された場合は、他病院にも受け入れてもらい、自宅待機は避けたいとした。
3階西病棟の職員や患者、レントゲン技師やドクターなど、病院122名・保健所81名の合計203名が検査を実施中で、本日中に確定する見通し。
感染した職員の中に、発熱後に勤務していた人もみられ、毎日自宅で検温し、発熱があった場合は上司に報告し勤務を休むなど、病院のルールが守られていなかった。今後、検温など健康状態を記載したものを提出するなど徹底するという。
迫市長は、「一番の心配は受け入れ体制で、医療体制の逼迫。最大限努力し、他の医療機関への影響や受け入れも連携できるよう協議。市中感染を未然に防ぐよう全庁挙げて取り組む」と述べた。
◎小樽市立病院における新型コロナウイルス感染症クラスター発生について(PDF)
◎8月20日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)
◎小樽市立病院新型コロナウイルス感染症の感染について(外部)
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