小樽市(迫俊哉市長)は、2020(令和2)年8月の診療分から、0歳~2歳の全世帯の子どもを対象に実施していた医療費の助成を、3歳から就学前の子どもにまで拡大する。
これまで、課税世帯の3歳から就学前の子どもの入院外の医療費は、自己負担1割としてきたが、8月からは、初診時に一部負担金(医料580円・歯料510円)のみの支払いとなる。
2019(平成31)年4月からこれまで、子ども医療費受給者証の交付を受けた人の健康保険が適用される医療費の自己負担の一部を助成し、受給者の費用負担を軽減する制度「こども医療費助成」の対象を、小学6年生までとしていたが、中学生の入院医療費の助成をはじめ、中学生が入院した場合、非課税世帯は初診時一部負担金のみで、課税世帯は医療費の1割負担で、1ヶ月の自己負担上限額を5万7,600円とした。
全世帯において、小学生の入院は初診時に一部負担金のみで、入院外では、非課税世帯は初診時一部負担金のみで、課税世帯は医療費の1割を負担し、1ヶ月の自己負担上限額は1万8,000円とする。
健康診断・予防接種・入院時の食事代・文書料などの保険外診療等は、助成対象外とする。
こども医療費受給者証は、7月22日(水)に、拡大分を含む医療費助成の全対象者に発送している。