飛沫感染防止台座寄贈 株式会社ビートソニック

 小樽市銭函に作業所とショールームがある株式会社ビートソニック(本社:愛知県・戸谷勉代表取締役会長)は、同市(迫俊哉市長)も感染防止対策に力を入れ安全安心を発信してもらいたいと、同社オリジナルの飛沫感染防止台座4,000個(220万円相当)を寄贈し、7月31日(金)9:30から市役所(花園2)2階市長応接室で贈呈式を行なった。

 

 同社オタロプロジェクトリーダーの戸谷幸代さんと総務部営繕担当の澤口順平さんが出席し、オンラインで戸谷会長が参加した。

 

 戸谷会長は、「安全がひと目で分かるように、店ごとに取り組んでもらえるようよろしくお願います」と話し、迫市長は「早速、使わせてもらいたい。しっかりと感染安全対策に努めたい」と約束。

 

 その後、記者室で、ものづくりの会社らしい同会長の思いつきから制作がスタートした、同商品に関するレクチャーを行い、「名古屋で繁盛している店は、感染への対策が外から見え、お客さんが安心して入れるよう、ドアを開け扇風機を回したままで対応。小樽でも、お客さんからも見えるように飛沫感染防止対策をしてもらい、安心して観光客が戻って来てもらえることを願っている」と話した。

 制作した澤口さんによると、節がなく光沢のある松を使い、縦6cm×横6cm×高さ12cmの直方体で、様々な場所に対応できるよう6cmのスリットを入れた。

 

 寄贈を受けた同市は、8月3日(月)から産業港湾部産業振興課で、同台座のみ1店舗20個まで無料配布、なくなり次第終了する。使用するには、別途、厚さ2mmのアクリル板が必要。

 

 同台座の追加購入は1個550円(税込)、アクリル板は、ビートソニックオタロ(銭函3・0134-64-1039)まで。同ショールームは平日9:00~18:00。

 

 同社では、祝津のKIM GLASS DESIGN(キム グラスデザイン)木村直樹代表とコラボした、ツララ型の電球やLEDテープから出る熱で融雪する最新の融雪装置「ホットピラー」を開発し、銭函の融雪実験村で、ガレージ前や雪庇などで実証実験をしている。

 

 ◎ビートソニック

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